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2008年2月21日〜22日、盛岡劇場タウンホールにて上演されます。
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家族や恋人、親友…かけがえのない大切な人びとと、
自分はどれだけ心を通い合わせているだろうか…?
この作品を読み終えて、まず一番最初に思ったのが、
人と人との心の通い合いについてでした。

つれづれに出会った男と女。
「世の中」というものから逃げ出すために、二人は心中を図る。
死んだ女は魂となって漂い続け、
百年経っても想い続けてやまない男との生前の日々を静かに語り始める―
という、一種独特の世界観が広がるストーリーです。

私は、不倫も心中も嫌です。。。
いつか、真剣に向き合える誰かと、幸せな日々を送りたいと思っています。。。
でも、そう思いながら、
じゃぁ一体、自分はどれだけ人と心を通い合わせることができるのか…
そこに不安を抱いているからこそ、心の通い合いの不毛さを鋭く描き出したこの作品に

強く惹かれたのかも知れません。

女の「百年の想い」をどこまで表現することができるのか…
悲しくもなく、切なくもなく、男を怨むわけでもなく、ただ淡々と、
そこに「ある」のだけれども、そこに「ない」ような、
頼りないけれども、いつまでも途切れない不思議な強さを秘めた雰囲気で
舞台全体を包みこめたら…と思います。

素晴らしい共演者とスタッフに恵まれて、支えられて、頑張ることができています。
支えて下さるすべての人たちに、心から感謝しながら、
本番まで諦めずに精一杯、挑戦し続けます!

さあ!もっともっと、作品を読みこまなくっちゃ~!


吉田瑞穂

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今回、ヘアスタイルを担当させていただくことになりました。

舞台のヘアスタイルを担当するのは初めてですが、凄く、楽しみにしています!

ヘアスタイルで、その方のイメージは色々と変わっていくと思います…

出演される方の魅力を最大限に生かし、役になりきれるよう、

影ながら、協力させていただきたいと思います。

ご来場、お待ちしています!


   Atelier 若園店
     高橋 文子

朗読の要諦を一言で言えば、声で「思いを伝える」こと、ではないでしょうか。

作者が作品に託した“思い”、語り手が感じた“思い”…

その「思い」を音声表現として聴き手に伝えることなのだと思っています。

「思い」は「感動」と言ってもいいでしょう。



技術的には…発音、発声、滑舌、アクセントという基本技術と

「間」「強調」「速度」といった応用技術を駆使して、ひとつの朗読を完成させる。

作者の「思い」、語り手の「感動」がうまく聴き手に伝われば成功です。

「前に読んだことのある作品だが朗読を聴いてより大きな感動を得た」などという

感想をいただけたなら大成功です。



豊かな感受性と音声表現技術をもとに、「この思い」「この感動」を多くの人に

伝えたいという衝動が“いい朗読”を支えるのだと思います。

「八芝~読みがたり~」ではステージ朗読の可能性を求めてきました。

それは「朗読劇」という名のもと、舞台装置、照明、音響効果も動員駆使しての

朗読表現としてすっかり定着したといっていいでしょう。



さて、今回の「百年」…派手さのない、一種独特の川上ワールドをいかに表現するか…。


練達の読み手に、すばらしいステージスタッフを得ての公演です。

これまでの作品群とは趣を異にした取り組みに乞うご期待!



大塚富夫

初めまして!演出の吉田瑞穂です。
スタッフの素晴らしい技術とセンスのおかげで、
素敵なHPがみるみるうちに出来上がり、
嬉しくってかなりドキドキです…頑張らなくっちゃ!

朗読―と聞いて、皆さん、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか?
「なんとなく堅苦しい…」
「本持って読むなんて、台詞覚える芝居より、断然カンタンなんじゃないの…?」
…でしょうか?
もし、「スタンドマイクの前に立って、ただ黙々と音読する」
…という舞台を想像されていたら、それとは全く違うと思って下さい。

読み手は本を持っているので、動きがある程度制限される上、
観客に独特の緊張感を強いてしまう部分も若干あるかとは思いますが、
シンプルな舞台セットと、読み手のちょっとした動きや仕草から、
観客各々の持つ想像力によって、観客各々の物語の世界が創り上げられます。
「青い海」と聞いて想像する「海」は、当然、人それぞれ違いますよね。
100人の観客がいたら、100通りの「青い海」が生まれるわけです。

朗読のステージは、
限定された舞台空間をどこまでも広がりのある世界に変えてしまう魅力があります。
人間の想像力に勝る舞台装置は無いのではないでしょうか?
舞台上のただの四角い箱が、場面によっては、イスに見えたり、岩に見えたり…
読み手が、歩いたり、ふと顔を上げたりして読むだけで、
その瞬間から朗読空間が劇空間へと変化したり…
読み手の「読む体力」と、観客の「想像力」、
2つの「力(パワー)」のコラボレーションとも言える、朗読のステージ。
あまり堅苦しく考えずに、一つの表現世界として、
なるべく多くの皆さんにご覧いただけたら…と思っています。

今回、私は、演出だけではなく、読み手として出演もします。
観客の皆さんをどれだけ物語の世界に引き込むことができるのか…
真正面から勝負してみたいと思います。

また今回は、素晴らしい共演者に恵まれた舞台でもあります。
ピアノと打楽器の吸い込まれるような不思議な響きが、
観客の皆さんの想像世界に、
さらなる厚みと可能性をもたらしてくれるだろうと確信しています。

ただ今、絶賛(?)稽古中!
2月21日、22日、盛岡劇場でお会いしましょう!
物語の内容については、また次回…♪

ブログが立ち上がったので顔を出してみました。
どうも、はじめまして。トラブルカフェシアター所属、高崎と申します。今回2月八芝では、小笠原とともに制作を担当しております。
本番までの間、精一杯稽古風景やら、その日のよしなし事を伝えていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。

早速今日は…。
先日の稽古の様子を。
20日は、パーカッション担当の板垣アヤ子さん、ピアノを演奏してくださる佐藤司美子さん、読み手の吉田瑞穂さんと千葉伴さん、全員揃っての稽古でした。
稽古はとっても独特な感じです。演出でもある瑞穂さんの希望に沿って、その場で音が出来てゆきます。司美子さんもアヤ子さんも、即興でBGMを組み立てていくのです。
その1音、その1打で物語の雰囲気ががらりと変わってきます。

不思議な緊張感。
空気を読み取り。
役者の雰囲気を読み取り。
お互いがお互いの気持ちを感じながら進む稽古。
いろんな音が聞こえるのに、その静寂に思わず身震いするような。
今回のチラシにもなっている、深く神秘的な緑の森を感じさせます。
情感あふれるストーリーに、どんな音が寄り添ってくるのか。これからの稽古が楽しみです。
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